2021-06-04 第204回国会 参議院 本会議 第28号
この認識は我々も共有するところですが、国家安全保障戦略による方針が打ち出されて八年が経過し、この間、同様の認識が政府から繰り返される一方で、本法律案は、骨太の方針二〇二〇で方針が出されてから、昨年末のたった三回の有識者会議、窮屈な日程の中での国会提出と、拙速感が否めません。 現在の我が国を取り巻く安全保障環境に対し、本法律案の果たす意義と実効性について、岸防衛大臣の説明を求めます。
この認識は我々も共有するところですが、国家安全保障戦略による方針が打ち出されて八年が経過し、この間、同様の認識が政府から繰り返される一方で、本法律案は、骨太の方針二〇二〇で方針が出されてから、昨年末のたった三回の有識者会議、窮屈な日程の中での国会提出と、拙速感が否めません。 現在の我が国を取り巻く安全保障環境に対し、本法律案の果たす意義と実効性について、岸防衛大臣の説明を求めます。
しかし、今回の骨太の方針、ちょっと拙速感が否めないかなというふうに思います。外国人労働者の増加が国内の労働者に与える影響とか、あるいは社会保障制度に与える影響、こういうことをじっくり検討した上で踏み切るべきだと思います。 総理もよく御承知のとおり、技能実習生は今国内に二十六万人、この技能実習生を含んで百二十七万人の外国人労働者、しかし、これは統計上の話で、もっとたくさんいらっしゃると思います。
その制度化に拙速感が否めないことが反対の第一の理由です。 反対する第二の理由は、専門職業人材を必要とする産業分野、あるいは必要とされる専門職業人材の数が不明確なことです。 中教審の特別部会でのヒアリングでは、日本を代表する経営団体の一つから、ニーズは不明確、既存の大学で人材需要に対応した教育ができれば一番いいという意見が出されています。
意気込みはわかりますが、拙速感は否めない部分もあると感じています。 前政権が行ったという点だけで政策の是非を判断することは不適切でありますが、議論が不十分なまま改革が実施され、結果において電力の安定供給に支障が生じるようなことになれば、実際に被害を受けるのは国民の皆様でございます。
前半はかなり客観的に書かれているんですけれども、やはり中盤以降についてはどうも牽強付会といいますか、結論を急ぐかのような書きぶりだというふうに私自身は感じているところでございまして、非常にやっぱり拙速感というのをこの報告書の中からは否めないという感じを私自身は持ったところでございます。
その意味で拙速感は否めないと思っております。のみならず、このような改正手腕は、今回の改正にとどまらず、実は、現在、法制審議会刑事法部会で議論されている次の刑法改正案、人身の自由を侵害する行為の処罰に関する罰則の整備についてにおいても見られるのであります。
それから、刑事事件に限って言えば、否認事件で、捜査段階の調書の任意性とか信用性とか、争われる事件が二年を超えて終局に向かっていくという事件も結構あるわけですから、余りこの二年ということを例えばそういう事件に当てはめるとやはり拙速感が否めないんですけれども、どうでしょうか。
そういう面で、余り拙速感は避けるべきだ。節目節目は刻んでいくべきだとは思いますが、拙速でない方がいい、そのように私は基本的に考えております。 以上でございます。